賢い子ってどんな子でしょうか?
問題が速く解ける子?
正確に問題が解ける子?
難しい問題が解ける子?
賢い子の特徴であることは間違えないですが、
あくまでも相関関係であって因果関係ではありません。
相関関係というのは、2つのことがらには関係があるということ。
因果関係というのは、1つがもう1つの原因になっていること。
その詳しい説明はさておき、、何が言いたいかというと、
難しい問題を正確に速く解けるようにすると賢くなるわけではない
という事実です。
賢くなった子たちは、確かに難しい問題でも速く正確に解けるますね。
しかし、人間はそれに因果を見出したくなってしまうので、
そういう難しい問題を正確に速く解ける子たちをみて、
「同じようなことを練習すればそうなれるはず」と思い込んでしまいます。
違うのです。
応用問題というのは、あくまでも基礎がどれだけ”深く”理解できているか、ということを測るもの。
もちろん、それなりに解き方というものはありますし、パターン的に練習すればできるようにはなるかもしれません。
しかし、それはあくまでも、「その問題のパターンに慣れた」だけで「賢くなった」わけではないのです。
本当の賢くなるというのは、もっと数や量、言葉をしっかり理解するということ。
じゃあ、それをどうしたら鍛えられるの?というところに関しては、また次回以降、書いていこうと思います。