【寺子屋つぼみ】”賢さ”って? その2

こちらの記事の続きです。

賢さの基本となっていることの1つは、手先を使うこと、にあります。

こちらの絵、見たことがありますか??

これは、カナダの脳神経科学医が書いたホムンクルスの図として有名な絵です。

脳の各部分が、どの部分とかかわりが深いのかを絵で表しています。

運動感覚ともに、手や指、顔、と大きな関係があるということがわかります。

特に運動野と手の指先というのは非常にかかわりが深いです。

これが前回の記事で書いたように、

頭がいい子は問題が解ける→問題をたくさん解けば頭が良くなるが間違えている理由です。

ドリルをたくさん解いたところで、手先を使って何かを摘んだり、手先の動きに集中したりすることはありませんね?

つまり、脳をあまり使っていないということです。

そんなことばかりやっていても脳は鍛えられないのです。

結果、問題を見てパターン暗記はできるけれど、応用ができないというよくある状態の出来上がり。

とにかくまずは、手や指先を動かす活動が大事です。

ただ、

摘むという力を入れる必要があったり、手先の細かい動きが必要になってくる作業で注意を向けないとできないことをやっていかないと効果は薄いです。

だから、ゲームやスマホなんかはある意味怖いですよね。力を入れずに、細かい動きがなくてもある程度進んでいってしまうので、頭を使わないです。

いつも悪者にされがちなゲーム、これが必ずしも悪とは言いません。

しかし、今の子達は、意識しないと手先・指先を使う機会が減ってきているのも事実です。

外遊びも安全を考えてできることが減りましたし、デジタルでできることの量も増えてますからね。

つまり、子供を賢くしたいと思ったら、計算をたくさんやらせたり漢字をたくさん書かせるよりも、

手を動かす、指を動かす、活動があるといいですね!

具体的な活動は、また次回!

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