17年前に読んで忘れられない短い文。
子ども向けに司馬遼太郎が書いた随筆。
教科書用に書き下ろしたとか。
以下に部分的に引用します。
興味ある方は是非ご購入ください。
「社会とは、支え合う仕組みということである。」
「助け合うという気持ちや行動のもとは、いたわりという感情である。
他人の痛みを感じることと言ってもいい。
やさしさと言いかえてもいい。
「やさしさ」
「おもいやり」
「いたわり」
「他人の痛みを感じること」
みな似たような言葉である。」
「だから、私たちは訓練をしてそれを身につけねばならない。
その訓練とは、簡単なことだ。
例えば、友達がころぶ。ああ痛かったろうな、と感じる気持ちを、そのつど自分でつくりあげていきさえすればよい。」
特に最後の部分、子どもたちに伝えていきたいこと。