序章 我が子を東大に入れたいという気持ちはないのに、なぜ「東大に」という題名にしているか。
この記事は、塾経営者が我が子を育てるときに何を意識しているか、ということを書いている連載ブログです。「東大に入れるまでの実況中継」とかいう言葉をつかって大げさにやっていますが、別に東大に入れたいという気持ちはありません。笑
さて、11話目の今回は、褒める、叱る、について。
教育や子育てでは、避けて通れない問題ですね。
褒めて育てる?厳しく育てる?
褒めてはいけない?
叱ってはいけない?
いろいろ、いろんなところで言われていて、「いったいどれが正解なんだよ!!」状態ですが、
正解はないと思います。笑
何千人の生徒と、その家庭をみてきて、自分自身も子育てするようになって、毎日考えています。
教育子育てで有名なアドラー心理学では、賞罰教育を明確に否定しています。
私もそのように思うのですが、現実はもう少し複雑だと思うんですよね。
アドラーが否定していたのは「上下関係を築いてしまう上からの褒め」であり、
「ネガティブに作用してしまうほどの叱り」だと、私は感じています。
私自身は、子どもを褒めます。めちゃくちゃ褒めます。
しかし、「ほう。やるな〜、そんなことできたんだね」という上からになりがちな褒め方ではなく、
どちらかというと、「驚く」ような褒め方ですね。
「すご!!」「え〜!もう一度見せて!」みたいな。
これを大事にしています。
と、いうより、本当に驚いていますからね。笑
叱る時も、しっかりと、冷静に、「この子にどうなってほしいか」を意識しながら叱るようにしています。
感情に身を任せて叱ったときは、絶対に相手に伝わりません。
わかっていても、今までに何度かやらかしてしまいましたが、その時に、しっかり、本人に謝って冷静になって伝えています。なぜ叱ったのかを。
動画を見ていただければわかると思いますが、娘は、親に褒められたくて(驚かせたい?)、みて!パパみて!ママ!みて!といつも言っています。笑
(どんどん危ないことをやりはじめるので怖いですが、、、笑)
まだまだ新米パパで奮闘中ですが、頑張っていきます。