僕の授業では、
中学生はもちろん、小学生も
関係なく毎回の授業で小テストがある。
内容は、前回の授業内容であったり、暗記の確認だったり、様々。
そして、僕がテストをする際に
大事にしていることは、
そのテストに向けて
「どれだけ頑張った」とか
「何時間勉強した」とか
「プリントを何枚解いた」とか
いわゆる、努力量を一切評価しない。
テストの”結果”を見て、
よければ褒めるし、悪ければ再テストやペナルティを課す。
勉強が得意とか、苦手だからとか、まったく関係ない。
結果至上主義みたく嫌われるかもしれない。
けど、そうじゃない。
努力を認めないわけではない。
評価しないだけ。
よくありがちなのは、
勉強が苦手な子に対して
努力量を評価する仕組みを作ること。
「〇点取れなくても、~~をやって提出してくればいい」とか
「もし不合格でも、これを事前にやってればいい」とかだね。
これがよくない理由は、
その子が自分の点数や現状を
真剣に向き合う機会を奪ってしまっていること。
「できなくても、これをやればいい。」と
できないことへの逃げ道を探すようにある。
本来、「どうやったらできるようになるか」を自分で考えなきゃいけないのに。
あとは「これだけ勉強したのに全然できない。自分なんかだめだ。」と
努力と成果だけを比較し、努力の方向性を改めよとせず、自己肯定感を失う。
本来「これだけやったのにだめだったか。次はどうすればいいだろう」と自分で考えなきゃいけないのに。
結果に対して、真剣に向き合う機会を大人が奪ってしまうことは絶対によくない。
例を出そう。
小学生で行っている算数の小テスト。そこで不合格になった生徒がいる。
先日、その保護者様からLINEをもらった。
それがこちら。
ショックを受け、家で泣いてたのかもしれない。塾に行きたくないとはっきり書いてある。笑
それでも、自分からどうにかしようと勉強しているではないか。
もちろん、楽しそうに通ってくれているよ♪
これ。これ。
僕が一番伝えたい大事なこと。
自分の結果に対して、本気で、真剣に向き合う。
この機会を僕は作っていくよ。