序章 我が子を東大に入れたいという気持ちはないのに、なぜ「東大に」という題名にしているか。
この記事は、塾経営者が我が子を育てるときに何を意識しているか、ということを書いている連載ブログです。「東大に入れるまでの実況中継」とかいう言葉をつかって大げさにやっていますが、別に東大に入れたいという気持ちはありません。笑
さて、10話目の今回は、語彙力や思考力表現力について。です。
さっそくですけど、
今朝、ひげ剃りしていたんですよ。
それで、「あ!ゴミ捨ての時間だ!」
と私が言ったら、
かぶせるように娘が
「ひげそりなんかしている場合じゃないじゃん!」
って言ったんですよ。笑
その語彙力と、瞬発力と、言葉の使い方と、本当にすごいな、と。
もちろん、しっかり国語の授業で学んだわけではありません。まだ3歳ですからね。
親も、丁寧に教えたことはありません。
でも、何もしていないわけではありません。
親との会話を大事にしています。
時々難しい言葉でも関係なく会話に入れます。
「○○ってなに~?」はしょっちゅうです。
忙しいときなんかは面倒なこともありますが、笑
それでも娘にとっては貴重な時間なので、付き合います。
この時期は、なんとなくの理解で良いのです。
膨大な経験がそれらの精度を高めていきますから。
親との会話のみでなく、親が子の言動にいちいち反応してあげることも意識しています。
必ず返します。返事、質問返し、などなど。
そこに喜怒哀楽があるといいですね。
親が褒める。驚く。感動する。という接し方は効果あります。
さらにさらに、遊び、絵本の読み聞かせは当然のこと、テレビ視聴や、YouTubeもコントロールすれば最高の教材になります。
p.s.先日、先生たちと、生徒の語彙力をどう鍛えるか、という話をしているなか、それ言っちゃおしまいだよなんですけど、やはり、幼少期にどれくらい言葉や文字に触れてきたか、と表現してきたか、が大事だと思うんですよね。
ゲームでも漫画でもテレビでもいいんですよ。
小中学生とかでも語彙力を増やそうと頑張っているのですが、どうしても限界がありますね。